| 種 類 | 特 徴 |
| 杉(スギ) | 代表的木材。日本で最も多く自生、植林されている日本の風土に合った木で、入手しやすく値段も安価です。木目がまっすぐで、柔らかく、軽く加工がし易い。柱や桁、天井や壁等使い方はいろいろ。障子等の建具としても使われています。断熱性は抜群です。 現在では花粉症が日本人の国民病のようになり、その原因の多くが杉の花粉です。まるで悪者扱いの杉ですが、従来は花粉が飛散しても土壌が吸収してくれていたのです。しかし道路は舗装され地面はコンクリートで覆われ、花粉を吸収することが出来なくなり、それによって人々はアレルギー反応を起こすようになりました。本当は土壌を取り戻すことが一番よいのでしょうが、それは難しいこと。早く、特効薬が出来るといいですね。そんな私も花粉症です・・・ |
| 桧(ヒノキ) | 乾燥性がよく柔らかく軽いが、耐水性、耐久性に富み、強度が高く、柱や土台に使われる。光沢がある木肌の白さと独特の香りが人気で、桧にはリラックスを促す成分(ヒノキチオール)が含まれており、これには防虫効果もあります。多く植林されていますが、伐採出来るまでには長い年月がかかり高価。昔から贅沢な家の象徴として使われています。 最近はスーパー銭湯ブームで高級旅館に行かなくても、手軽に桧風呂に入ることが出来るようになりました。木の香りに包まれリラックス出来ますよね。なんだかリッチな気分になったりして。ある日、総桧の新築の家を見かけました。ピカピカで後光が差してるようです。昔の長者さまってこんな家に住んでたんだろうな〜建ってるだけで人を引きつける。私もいつか・・・とはかない夢を胸に秘めています。 |
| 檜葉(ヒバ) | 防腐性に優れ、最も耐水性のある木。桧の仲間で成分も香りも桧に似ていますが、ヒノキチオールを多く含み、防虫効果は桧以上です。 |
| 松(マツ) | ヤニ(脂)を多く含み、粘りがあり、特に圧縮力に強い。梁や桁等の横物として使われることが多い。比較的安価で扱い易く、加工性にも優れています。 先日、旅行途中に松林に囲まれた牧場に寄りました。お土産に乳製品やウィンナーでも買おうかな、と見ていると一角に『松ぼっくり』の袋詰が・・・売ってるってことは買う人がいるってこと?誰が買うんだろうと思いつつ商魂のたくましさ?にある種の感動を覚えました。 |
| 栗(クリ) | 硬い、重い、粘りがあります。また耐水性に優れているので土台には最も適しています。伐採出来るまでには長い年月がかかり、最近では市場にあまり出ず、入手しにくい材料です。 |
| 欅(ケヤキ) | 強度が強く耐久性に優れています。硬くて重くて昔から大黒柱や梁に使われていました。製品として加工するのに何年も乾燥させなければならず、現在ではとても高価な材木です。削って仕上げると美しい木目が現れ、仕上がりの美しさは天下一品で、家具や工芸品にも使われます。 |
| 栂(ツガ) | 防腐防蟻処材を注入し土台に用いられることが多く、杉の代用品として桁や横物にも使われます。成長がゆっくりで、生産価値が低いため、残念ながら国産の栂はあまり市場には出回っていません。北米産の米栂がほとんどです。成長がゆっくりなため年輪の巾が狭く、緻密な木目を形成し、昔の武家屋敷等では好まれて使われていたようです。 |
| 集成材(シュウセイザイ) | 乾燥させた木材のパーツ(主に板)を木目に沿って切り込みや接着剤で一つにまとめた材料。割れやそり、くるいやねじれが起き難く加工しやすい。柱、桁、梁等に使えわれます。しかし接着剤の安全性や耐久性を疑問視する声もあります。 |
